《MUMEI》

『やっぱ…訳あり?面倒はごめんよ、私!』


『あ、全く、冷たいよね〜姉さんは…』


『あんた、拾ったんだから〜面倒見なさいね。あたし〜ケーキの準備しなきゃ…』
そそくさと、部屋を出て行く姉。


さて、どうしたものか?と腕組みする妹、と〜美少年が目を覚ます。


『ん〜、あ…あれ?ここは…』
呆然としながら〜妹に尋ねる。


『あなた、ゴミ置き場で倒れてたのよ〜私は拾った人!』

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