《MUMEI》 「実在する、だからこの通り、我輩の声はお前に聞こえているのだ。」 「声を聞いて、地獄の大王神がいるって誰が信じるんだよ、バッカじゃねぇの。」 「我輩を信じないか、それに我輩に向かって馬鹿と言うとは、面白い、ならばこれを見ろ!」 すると、床から真っ赤な大きい扉が生えてきた。 床にヒビや割れ目は入らない。 床下から通り抜けて、生えてくるようだった。 その光景をセツは、唖然として見ていた。 前へ |次へ |
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