《MUMEI》
罰神として殺人者を
思い存分泣いたセツは、紅茶を飲んだ。


「もう大丈夫なのか?」


「あぁ。」


「また泣きたくなったら泣け、俺様がそばにいてやるから。」


「アラムル…、ありがとう。」


セツは軽く微笑み、紅茶をまた飲んだ。


アラムルは、巻ビールを飲んだ。


「なぁセツ、家族を殺したやつは、どうなったんだ?」


「もちろん、殺人村に招待した。」

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