《MUMEI》
新居
なんか新鮮だなぁ

荷物をかたずける麻美
ジーンズに白のシャツ
こういう格好も可愛いなぁ
麻美「優斗、早くかたそうよぉ、なにまったりしてるのぉ」

優斗「はい、やりまぁす」
麻美「クローゼット大きいから、助かるね」

優斗「そうだね、」
「麻美、適当な所で、買い物行こうよ」

麻美「うん」
 
 
一通り買い物した後で、俺は携帯ショップで麻美の携帯を買った

麻美「いいの?」

俺「使いすぎるなよ」

麻美「うん、優斗との電話は無料だよね」

俺「もちろん」

麻美「ありがと」

俺「飯食って帰る?」

麻美「お弁当買おうよ、節約しよう」

俺「そうだね」

何だかめちゃ楽しい
 
手を繋ぎながら、帰った 
麻美と2人っきりの部屋

麻美「よろしくね、優斗」
俺「こちらこそ、よろしくね、麻美」

フレンチキスをした

麻美の胸にそっと手を伸ばす

麻美「…ダメ、禁止って言ったでしょ」

俺「…はぁぃ…」

麻美「まだ、痛いんだからね」

俺「…ごめん…」
 
麻美「…いじけても、ダメ」 

俺「…」
麻美、マジだぁ…
仕方ないゃ、俺が悪いんだし…

麻美は、携帯のアドレスを移してた

麻美「DoCoMo、難しいね」
俺「慣れたら簡単だよ」

麻美「ねぇ、優斗」

俺「ん、なに?」

麻美「これ、どうするの?」
麻美が封筒を見せた

お母さんが、俺に返したお金だ」

俺「それは、手をつけないでおこう、大変な事だよ、パートで、その金額ためるのは…」

麻美「うん…」

俺「頑張って、俺、働くから、しばらく、貧乏我慢してな」

麻美「へーきだよ、優斗と一緒なら」

俺「…あの、お金はどうした?」

麻美「…あのまんま、どうしようか?」

俺「困ったね…」

麻美「うん、今更、関わりたくないんだよね…」

俺「そ、だね…」

麻美「…」

ありゃ、重たい空気になっちゃった…
話題変えなきゃ

俺「ねぇ麻美、新しい電話、知らせた?、お母さんとか?」

麻美「うん、身近な人だけには、連絡したよ」

俺「そっか」

麻美「しばらく、考えてから、決めるね」

俺「うん」

以前よりは、嫌な話題も、普通に話せるようになったな

麻美「優斗、アイロンないの?」

俺「ないよ」

麻美「ワイシャツとか、どうしてるの?」

俺「クリーニング…」

麻美「勿体ないよぉ、明日、アイロン買おうね」

俺「使った事ないよ、俺」
麻美「私がやってあげるから」

うわぁ、新婚生活みたいだぁ

麻美「…料理は、期待しないでょ…まったく、自信ないからぁ…」

俺「…うん…」

まぁ、食えればいいか… 
声に出せない言葉だった

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