《MUMEI》
用明天皇
『ただし…姫は、今は身重の身体、長旅には耐えられまい。


翌年〜赤子を産んでから都に参るが良い。


その時…産まれた赤子が皇子なれば、般若姫、そなたと共に都に参られよ。


皇女であったなら、此方の屋敷に残し、長者夫婦に預け跡取り娘とするが良い。』


橘豊日命様は、般若姫にそう言って、都に戻った。


そして…橘豊日命様は…用明(ようめい)天皇となり、大和国を治めた。



☆用明天皇…第31代の天皇〜妹が額田部皇女(推古天皇)である。用明天皇は…廐戸皇子(聖徳太子)の父親である。
天皇在位僅か二年で病死。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫