《MUMEI》 「え…」 飲み込めていないような蓬田の表情。 おれは続ける。 「…だから、お前の気持ち、手紙にすればいいんだよ! ―…おれが、読んでやるから、な??」 すると、蓬田は少し緊張したように頷いた。 「…やってみる」 シャーペンの芯を出し、 少し考え込むように黙った後、 蓬田は、シャーペンを走らせた。 前へ |次へ |
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