《MUMEI》
性格
「それ誰が書いた小説だ?
それ聞いて読んでみたくなったし持ってるならかしてくれよ。」
「いや・・・あのね?
私の前世の記憶なんだよ?」
「はいはい。
どんな前世かと思えば俺とお前が結婚?
ありえないだろ。
第一刹那が人を殺すわけないじゃん。
人一倍正義感が強いんだしさぁ。」
「前世と現在とは性格ちがうんだよ?
私達は性格逆だったもの。
前世の私は元気で活発、曲がったことが大嫌いな性格だったし。まぁアイアスとセレナと父様母様の前でだけだけど。
セレナはおっとり系のやさしい慈悲深い性格だったの。」
「ん?
ちょっと待て。
かんしゃく持ちだって言ってなかったか?」
「うん。セレナは言いたいことがいえない性格で、うまくストレス発散も出来ないからよくかんしゃくを起こしていたの。」
「へ〜。
じゃぁなんで今は思いっきり逆な性格なんだ?」
「セレナは解らないけど、私はセレナにあこがれてたの。
だから生まれ変わるんならアイアスの近くで、そしてセレナのようになりたい。
と願ったからじゃないかしら?」
「ふ〜ん。
まぁいい話じゃねえの?
その小説出来上がったら見せろよ。」
「だからぁ〜、小説のネタじゃないって。(苦笑」

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