《MUMEI》

ユナセと喋りながら、コンビニに向かっている途中


「ニャー!」


と、あの路地から懐かしい子猫の鳴き声が聞こえた。


ましろとユナセは立ち止まった。


良かった
まだ生きてた…


「姉ちゃん、今猫の鳴き声聞こえたよね?」


「うん!」


ましろは路地へと歩き出した。


「あっ姉ちゃん!」


ユナセもましろの後を着いていった。

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