《MUMEI》

「姉ちゃんには、適わないな。」


ユナセは苦笑いしながら言った。


「じゃあ早速行動に移すよ。」


ましろは魚肉ソーセージを子猫に全部食べさせると、歩き出した。


ユナセも子猫を抱っこしたまま、ましろに続いた。





「可愛い子猫は入りませんかぁ?」


「とっても可愛い人懐っこい子猫ですよ。」


「ニャー!」

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