《MUMEI》 「子猫は入りませんかぁ?」 ユナセは投げやりの感じで言った。 ましろは少し驚いた顔をしたが、優しく笑い子猫を撫でた。 「あっ!ママ、猫ちゃんだよ!いいなぁ!」 小さな女の子が、お母さんと手を繋ぎながら子猫を指差した。 きっと買い物帰りなのだろう、お母さんの手には買い物袋があった。 「ねぇママ!猫ちゃん!」 女の子はお母さんの手を放し、ユナセの元に走った。 前へ |次へ |
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