《MUMEI》

そっか


この子は
他人の気持ちを
考えることを
出来るんだ…


そっか…


ましろは優しく女の子を抱きしめた。


この子なら大丈夫…


子猫を
絶対に
幸せにしてくれる…


「ありがとう。」


ましろは女の子の耳元で囁き、すぐに放れ女の子のお母さんを見た。


ましろは女の子のお母さんに向かって、優しく微笑んだ。

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