《MUMEI》
坂井と橋迫
一方〜昼休みの屋上…

『坂井センセー!』


『ごめん、橋迫〜待ったか?』


『いや、大丈夫ですよ(笑)』
坂井先生と橋迫は、フエンスに寄り掛かって話を始める…


『で?何の話?』


急に赤くなってうつ向く橋迫。


『…橋迫?』


『センセー、僕ね…好きな人がいてね…』


『え?どこのコ?』


『うちの学校の三年生…坂井センセーのクラス…。』


って、男の子?相手は…つか、オレのクラス?


『誰?』


『あのね…背が凄く高くてね…笑顔が素敵で…怖いかと思ったら優しくて…』


…なんか、蓮見に当てはまるんだけど…まさか…な…動揺してるオレ。


『でね、〜部の先輩で、〜キョウ先輩なんだ。』


やっぱし〜蓮見の事だ…え?橋迫…好きなの?右京の事を…。

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