《MUMEI》
悲しい女…悲(かな)
オレの親父が、気にしてた女…


水晶玉で〜覗いた。
『やっぱり…笑ってない…』


いや、正しくは…笑う振りをしていて…それがメチャクチャ下手くそなのだ。


泣き顔にしか見えないよな…、こいつ、心の中にどんだけ涙溜めてんだろう?

事実〜泣き顔を見たことはない。


それが〜悲を見て思った事。悲…名前の通りに悲しい女…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫