《MUMEI》

人間じゃない?


俺が?


もしそうだったとしたら、俺は一体……。


何者なんだ?


「お前は特別なんだ。

人間ではない。」


そうだ。


俺は特別な存在。


人間じゃ……ない。


「分かったか?」


「はい……。」


「次このようなことをしたら……。

どうなるか分かっているな?」


はい。


あの時の父さんは俺の首を締め上げようとした。


つまり、俺を殺そうとしたのだ。


だから……。


もし同じ過ちをまた繰り返したら、
今度こそ命はないかも知れなかった。


「分かったらとっとと下がれ。」


父さんは疲れたようにため息をつくと、
ソファーにドカッと腰掛けた。


「はい。」


俺は言われるままに従った。

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