《MUMEI》
深夜訪問
それは、いつも通りの夜


忍に報告して


春日さん情報を確認して


俺は、携帯の電源を切り、眠りについた。


疲れていたから、すぐに、深い眠りに


そして、普通に朝を迎える

はず、だった。


(…? 何だ?)


玄関の向こう


廊下から、複数の話し声。

(今、何時だ?)


俺は、時刻を確認する為に部屋の電気をつけた。


その時


カチャ


『… へ?』


バンッ!


『…』

『祐也! 無事?! 体、平気?』


ガバッ!


『ちょ、待て! …待てって…

何すんだ!』


俺は軽くパニックに陥っていた。


『じっとして。大丈夫。ちゃんと父さんに教わってきたから』

『な、何、…を?』


(何だ? この体勢は?)


俺は、馬乗りになっている

ちょっと、息切れして汗ばむ友達を


柊を見上げた。


『祐也が、頼にヤラれたかどうかの確認方法』

『ヤラ… っ んなわけあるか!』

『だって頼だし、祐也だから』

『わ、脱がすな、マジでやめろ!』

『やましい事が無いなら裸位見せられるだろ!
俺達友達じゃないか!』

『友達でも嫌だ〜!!』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫