《MUMEI》

『真人…入るぞ』
右京が部屋に来た。


『何?』


『ラブレターの事なんだけどさ…』


『うん…別にオレに、言わなくても良いよ〜右京が好きにすれば…』


『あれさ…誰にって言って頼まれたの?』


『え?えーと、背が凄く高くて、笑顔が素敵で〜怖いかと思ったら優しい人〜あとオレのクラスで…。』


クスッ…
『それって〜僕の事なんだ?』


『だって…右京しか、思い付かないよ…そうだろ?』


フワリ…
オレは、右京の腕の中にいた。

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