《MUMEI》

パーティーの翌週、

エリの女友達だけで、カラオケパーティーがあった

エリ『麻美、借りるわよ』と電話があった

土曜の夜だった

麻美「行ってくるね」

俺「気をつけてね」

普通の会話だった
 
… 
出かけたのが、夜6時

… 
12時まわった

ちょっと心配だなぁ

でも、楽しんでるのに、水差すの悪いしなぁ

午前1時、もう、電車もない…

流石に、心配でメールしてみた

なんの連絡も無いなんて…
携帯がなった
アキラさんからだ

アキラ『優斗、すまない、直ぐ来てくれないか…』

アキラさんに言われた場所にタクシーで言った

麻美が行ったカラオケ店の近くのスナックだった


無造作に停められてる、何台かの車の中に
アキラさんの車が有った

エリが車から降りて来た

エリ「ごめんね、ごめんね」
エリが泣きじゃくってる 
俺「エリ、どうしたの!」
車から、もう1人降りて来た

パーティーで、麻美を口説いてた人だ

「アキラが中で待ってる」
そう、俺に言った、

凄く、真剣な顔で… 

ドアを開け、店に入った

「!」

店の中は、めちゃくちゃだった

パーティーで見た人達が2人と、アキラさん…

床に座ってる男2人… 

店のすみの、丸い椅子に座る、  麻美!!… 

俺「麻美!」

麻美が俺を見た

途端に、泣き崩れた

麻美にかけよった

麻美、泣き崩れてた

アキラ「すまない、優斗…」

アキラさんの顔が、いつになく、真剣な顔だった

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