《MUMEI》
謎の男
『お父さん〜この書類…弁天様へ届けてくるね。』


『おう、頼むな…』


私は、大学を出てから〜お父さんの貧乏神の仕事を手伝っている。


ま、主に雑用なんだけどね。何かしてたら、気も紛れるから…


ドン!…バサバサッ……『キャッ!』
誰かが、全力でぶつかった!


『イタタッ…ん、もう…』


『あ?悪いな!大丈夫か?』
呑気な声を出す男!


『見て分かりませんか?拾って下さい、書類…』
私は、その男を睨み付けながら散らばった書類を拾う。

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