《MUMEI》 ―次の日の朝――― 少し体が重かった。 いつもどうりに朝早くから朝練を始める。 足も少しだけ重かった。 ?? 不思議になったが、 無事に終えて家に戻ろうとする。 その時、 「颯ちゃん!」 聞き慣れた声が耳に入った。 「蓮翔ちゃん? こんな朝早くからどうしたんだ?」 「ん?う、うん。 俺も朝練してただけっ」 「ふーん。 珍しいな、いつもはここ走ってないだろ?」 「う、うん。 ちょっと気分が変わっただけ!!」 「そうか。」 「そうそう! 今日さ、一緒に登校しない?」 「え?どうして?」 「いいじゃん! 悪い?」 「悪かねぇけど……。」 「っしゃ! じゃあ決まりっいつもの交差点で待ってるからな!」 そう言って、走り去って行った。 「変な奴。」 いつもと何処か違う蓮翔ちゃんに不平を言いながらも、 家に戻って行った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |