《MUMEI》 『ねえ〜なんかされなかった?』 妹は興味津々で〜聞いた。 『別に…コーヒー飲んだだけです。』 『うーん、教授〜シャイだなあ。』 妹は、どうしても教授をゲイにしたいらしい(苦笑) 『いい加減にしなさいよ、佐渡くん、困ってるでしょう?』 ケーキの材料を混ぜながら、姉が言う。 『ジィーー…』 姉の手元を見詰める佐渡。 『ん?どしたの、佐渡くん?』 『や、ケーキって、そうやって作るんだなって…なんか面白そうだな…』 『おっ♪やって見るかい?おいで〜教えてあげるよ。』 『ま〜お姉さま、教えてあげるなんて…エッチィ…!』 バコーン!! 『さ、バカは放っておいて…粉を振るって欲しいの。』 『あ…はい。』 佐渡くんのケーキ作りは始まった。 前へ |次へ |
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