《MUMEI》 「夢が──現実に‥?」 「はい」 「──うん、そうだね」 アンリ様が笑顔になられたのでホッとしながら懐中時計を見ると、2時を回っていました。 「本日の紅茶は──如何なさいますか」 「今日はね──‥ミルクティーかな」 「御菓子は何に致しましょう?」 「リュートは──何が作りやすい?」 「今まで作らせて頂いた物ならどれでも」 「じゃあ、クッキーをお願いしていい?」 「──畏まりました」 では──支度を始めましょうか。 前へ |次へ |
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