《MUMEI》 一人で 森へ 行く 姿を 窓から のぞき見て どうしようもない ぼくの 醜い部分が お気に入りだった本を 投げた それは あまりに 難しくて 読めなかった 本棚へ ぶつかって ばらばらと 分厚い本が 落っこちた ぼくは みじめな キモチに なりながら 片付ける そのうちの 一冊が あの子と 離れないでいる ための ひらめきだと 思ってしまった ぼくは 本当に 醜い 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |