《MUMEI》

『あっ!美味しい…初めてにしちゃ…上出来ね。』


『うんうん♪佐渡くん〜センスあるかも…』


『え?そうかな(笑)』照れくさそうに笑った。


『おや?』『ふむ♪』とっても良い笑顔。


…少しずつ、氷が溶けて来たかな?


…そうみたいね。


姉妹は〜佐渡くんに聞こえぬように呟いた。


それから、毎日ケーキ作りに励む佐渡くん!それを姉妹に試食してもらうのが日課になった。
『確かに、褒めたわよ、それに〜私のより美味しいわ、認める。』


『でも、こう毎日だと…試食ブタになりそう…』


『わかったわ!本日のケーキは佐渡くんに任せよう!』


『にこっ!ありがとうございます。』
満面の笑みの佐渡くんでした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫