《MUMEI》
ズル休み
俺は明日も会社を休むと連絡した
明日は金曜だから
今週一杯休みだ

麻美「大丈夫なの?」

俺「熱が下がらないからしかたないよね」

舌を出しながら麻美に言った

麻美「じゃあ、私も」

麻美が会社に電話した 

俺「ずる休みだね」

麻美「うん、優斗と居たいから」

俺「来週から、また、頑張るよ」

麻美「うん、私も」
 
 
開店間もない居酒屋で、軽く飲んで、ご飯食べた

俺「麻美、眠くない?」

麻美「へーき、優斗は?」
俺「へーきだょ」

不思議と眠くなかった

理由は、たぶん、同じだと思う

麻美「帰ったら、一緒にお風呂入ろうょお」

俺「そうだね」
 
 
 
湯船でキスしながら、抱き合った

俺「抱きたくて、たまらなかった…」

麻美「私も…」

俺「麻美、もう、濡れてるよ」

中指をゆっくり入れた

麻美「…居酒屋に居るときも…濡れてたょ…」

麻美が上気した顔で言った
凄く色っぽく…いや…
やらしく、感じた

俺は麻美のソコに自分のモノを合わせた

麻美「ここでしちゃうの?」
俺「ベットがいい?」

麻美「うん、そのまま、眠りたいもん」

湯船から出た俺達

俺はしゃがみこみ、麻美のソコに顔を近付けた

麻美「ゆ、優斗ぉ、ベット行くんでしょ」

俺「麻美、凄い濡れてるよ、ほら」

麻美の中から溢れでるモノを、指で絡め取り、
麻美に見せた

麻美「やだぁ、優斗ぉ」

俺「糸引いてるよ、ほら」
麻美「…ホントだぁ…」

頬を染め、俺を見た麻美

俺「あのときは…」
俺は言葉を止めた 

麻美「…どのとき?…」
今まで、甘えた声だった麻美だけど、…
素の声になってた…

俺、何を聞こうとしてるんだ…

麻美「優斗、どのときかしら…」

俺「えっなに、俺何か言った?」
強引な切り返しだった

顔が、硬直した気がした

麻美「…へぇ〜誤魔化す気なんだぁ…」

カチャ、キュッ シャー 

俺「うわぁ、冷たい!」

真水のシャワーだった…

俺「………」

俺は避けずに、そのまま、浴び続けた… 

麻美が、シャワーを止めた
俺「……」

麻美「私が何を怒ってるかわかる?…」

俺「…うん…」

麻美「嘘、わかってないよ、優斗は」

俺「…いや、いつまでも…」
麻美「おだまり!」

俺「……」

麻美「優斗が聞きたいのは、あの夜、あのスナックでも、濡れたのか?でしょ…」

俺「…ごめん…」

麻美「気にしないのはムリよ…、私は、へーきで答えられるよ」
「優斗の前では、何も隠さないし、…」
「優斗が誤魔化したのが、嫌なの…」

俺「…普通聞かないよね…俺、…ダメだぁ…情けないょ…」

麻美「普通なんて知らない、私たちは、私達」

俺「………」

麻美「優斗も、覚悟決めてよ」

俺「?、覚悟…」

麻美「私が、何を話しても大丈夫?」
「聞くの怖い?」

俺「怖くないよ、ただ、麻美を不愉快にさせちゃうって」

麻美「…いまさらでしょ…」
「優斗がヤキモキしてる方が、私は不愉快だょ…」

「聞く?聞かない?」

俺「…麻美、俺、知りたい…」

麻美「覚悟ある?優斗…」
俺「あぁ、覚悟ある、麻美がどうだったか、知りたいんだ、結果は、どっちでも…関係ない…」

俺はあぐら座りで

俺「麻美、教えて?」

麻美がしゃがんだ 

顔の高さを合わせて、麻美が話しだした

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