《MUMEI》

ギャァギャァ…
いきなりカラスの鳴き声。
『ウギャア…』
叫ぶオレ!


『ブッ…クックッ、真人〜怖がり過ぎ!』


『だって〜お前、『タマミ』ちゃんが、怖いんだよ、右京、抱っこしろよ!』


『やだ!そんなキモい人形。』


…オレだってヤダよ。


右京は、オレの肩を抱いて、並んで歩いた。

『ほらっ…行くぞ!』


『うん…』
右京に肩を抱かれて、少し落ち着いた。


腕の中の『タマミ』ちゃんの視線が気になるけど…ムシムシ…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫