《MUMEI》

『話なぞ…子供は親の言う事を聞いていれば良いんだ!』


『あなた、進の話も聞いて?』


『僕は〜今まで、父さんや母さんの言う通りにして来た〜二人は僕の為にといつも一番良い道を選んでくれたね。

感謝しているよ…でもふと振り向いた時に〜その道には、僕がいなかったんだ。


今まで何をして来たのか?これから何がしたいのか?何も見出だせなかったよ。


僕は只の操り人形でしかなかった。意志の持たない…。


じゃ〜本当の僕は何がしたいのか?何が出来るのだろうか?そう思ったら、家を飛び出していたんだ。』

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