《MUMEI》

『はっ!それで〜お前がやりたい事は、このちっぽけな喫茶店のウェイターだって言うのか?』


『ちょっと、ちっぽけな喫茶店で悪かったわね。』
妹が、呟いた。


姉が妹を制止ながら〜両親に向かって話し掛けた。


『あの、取り敢えず、目の前のケーキを食べて見て下さい。

そのケーキは、進くんが、大切なお客様の為に、心を込めて焼いたケーキなんです。

一口食べて頂いたら、分かると思います。』

『え?進が…このケーキを?』


『ふん!男のクセにケーキ等、作りおって…』

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