《MUMEI》 誓い麻美に、つられて、アキラさんが正座した エリも… 俺も… 麻美「アキラさん…」 「責任感じるなら、もっと自重して下さい…」 「逆恨みだって、されないように、工夫出来るはずです…」 「生意気な言い方ですけど…」 「車の運転の仕方だって…」 「狙われるのは、女や子供でしょ…」 「ヤクザじゃないんですから…」 アキラ「はぃ」 !・アキラさんが、はい、って言った… 麻美「エリ」 エリ「はぃ…」 麻美「危ない事は止めてね…ナンパされたりとか…」「あまり、親しくない人の車に、乗ったりしないで…」 「何かあったら、エリだけじゃない」 「アキラさんだって、傷つくんだよ…」 エリ「…はい…」 麻美「優斗!」 俺「えっ!、俺?…」 麻美「……殺すつもりだったの?……」 俺「………」 麻美「嫌だょ…優斗が…そんな事になったら…」 「人の道から、外れたら…私……生きてられないからね…」 麻美が、涙流しながら言った 俺「…麻美…」 アキラ「麻美ちゃん、優斗は大丈夫だよ、そんな奴じゃない!」 麻美の言葉…生きてられない… 冗談に聞こえなかった 俺「……麻美が…止めなかったら…」 俺、手が震えてた 麻美「…約束して…」 「私、絶対、危ない事しないから…」 「優斗、傷つく事、しないから…」 「…約束して…」 俺「わかった…誓う…」 「…だから、」 「麻美も、約束…もう、破るなよ…」 麻美「…うん…誓う…」 麻美が涙をふきながら 麻美「つまらない話しは、おしまいね…」 無理して笑うから… 俺、心が痛くて… アキラ「すまない…」 アキラさん、畳に額つけながら、 アキラ「辛い思いさせちまった…俺が……俺の…」 麻美「アキラさを、頭上げて下さい、」 「いつまでも、困ります、そんな事されると」 俺「…結果的には、大丈夫だったんですから」 「もう、いいじゃないですか…」 アキラ「大切なモノを……失うとこだった…」 アキラさんが涙した 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |