《MUMEI》

麻美「優斗、訴えられたりしません?」

アキラ「大丈夫だ、…」
「俺も、つまらない話し、しとくな…」

「病院送りになった奴な」「薬物反応でて、御用になった」

麻美「警察に話されたら!」
アキラ「話せないだろ…」「罪重くなるだけだよ」
「シャブだけだって思いのに」
「拉致、監禁、強姦が…」

アキラさんがハッとした顔した

麻美「平気です…」

うつむきがちに麻美が言った 

アキラ「…俺…バカ過ぎだっ……」

エリ「…優斗、平気じゃないよね…」

俺「……」
俺が言葉を選んでるうちに
エリ「私は、麻美や優斗にどう償えばいいの…」

麻美「何で、償うのよ、エリのせいじゃないじゃない」

俺「エリ、確かに、へーきじゃないよ、」
「けど、俺より、麻美の方が何倍も、何十倍も、辛いはずだから…」

「…俺が、迎えに行ってれば…」
「…俺が、麻美を不安にさせなければ…」
「誰も、責めないし、誰の責任でもない」
「俺と、麻美の問題だから」
「お前には、関係ないんだ!」

エリが泣き出した

麻美「そう、エリには、関係ないのよ!」

エリ「優しくしないでぇ!」
「私、私…」

アキラさんがエリを抱き抱えた

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