《MUMEI》 タロサという男か女か分からない子は、両手で大きめな水晶玉を持っていた。 「誰だそいつは?」 「タロサちゃんです私のお友達です、タロサちゃん、人間界にいる山原しろもの生まれ変わりを映してくれますか?」 すると水晶玉は光を放ち、空中にある1人の少女が映し出された。 水晶玉から映し出された少女は、制服を着て、真剣に勉強に取り組んでいる様子だった。 「ま、ましろっ!」 セツは自分の目が可笑しくなったと思った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |