《MUMEI》

あぁ、イライラする


本当に、苦しそうな顔をするから


お前が、悪いのに


お前が、俺を騙したのに


…もう、いい


さっさと仕事を終わらせよう


俺は櫻を押し倒した。


邪気を吸い取らなくても、俺の体内にはある程度の聖気は蓄積されている。


こいつ程度なら、それで十分だ


…そういえば、無理矢理は初めてだな


まぁ、いいか。


俺は混乱しているように


怯えたようにしている櫻の足を力づくで開く事にした。


櫻は虚ろな目で


微かに口を動かし何かを言っているようだったが


俺は、それを


無視した

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫