《MUMEI》

「セツ…?」


「セツ!!」


ましろは少年の元へ走り出した。


「セツーー!!」


ましろは抱きつくかのように、両手を少年に向かって伸ばした。


少年も両手を伸ばし、近づいてくるましろの手を握った。


「久しぶりましろ。」


少年は軽く微笑んだ。


「セツだよね、ねぇセツだよね!?」


「あぁ。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫