《MUMEI》
始まりは突然に(宇佐美視点)
『宇佐美〜』
編集長が呼ぶ。


『はい?なんですか?』


『お前、そろそろ〜担当に復帰してみないか?』


『え?』
正直〜担当になるのはコリゴリだった。


『坂崎先生の件か?まだ引きずってるのか?まあ…気持ちは分かるがな…
何時までも、そんなじゃ、生きて行けねえぞ!
強くなれ!宇佐美!』


『はあ…』


『でな、今回の担当作家さんは…』


『え?橋元先生ですか?』


編集長は笑って頷いた。


僕は結局〜あの夫婦の面影から解放されないらしい…

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