《MUMEI》 蜂蜜「──リュート、起きてたんだね」 「はい、たった先程からですが──」 「‥ぁ」 「どうされました?」 「蜂蜜の匂いだ──」 「蜂蜜──ですか‥?」 「うん。ほら、あの木に蜂の巣があったでしょ?」 「はい──」 甘い香りはそこから漂っていていたんですね──。 「行ってみる?」 「蜂の巣へですか?」 「大丈夫だよ、あの蜂達は刺したりしないから」 アンリ様が既に僕の手を引いて歩き出されていたので、行ってみる事にしました。 前へ |次へ |
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