《MUMEI》
雪のゆめ
空から、雪がふってくる。それは当たり前のことなのに、ここでは、当たり前でない。なら、ここはどこかとまわりを見てみても、ただ白いというだけで、何があるでない。

白い。

雪は、ゆっくりとふってくる。なんとなく、寒気を感じて、息を吐いた。
手のひらでそれを受けとめれば、雪にしては冷たくないことに気付く。かるく、乾いて、白いそれは・・・


骨?



そこで、目が覚めた。

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