《MUMEI》 「いや、何か──悪かったな‥って」 「お前が謝る必要は無い」 「本気で‥言ってんのか‥?」 「嘘を言って居ると思うのか」 「いや、疑ってる訳じゃなくてさ‥」 「ならば何故そのような事を言う?」 「いや、っと──‥だから‥」 「何だ、まどろっこしい言い方ばかりしおって──」 「お前さぁ‥」 「何だ」 「いや、許婚とかいんのかなぁ‥って」 「な、何を言うておるのだいきなり──‥」 「だってお前、姫だろ? そうなるともう誰と一緒になるかとか決まって──」 前へ |次へ |
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