《MUMEI》

「始まるまで長かったね」

やっとCMが始まった。


「……先輩……」


「どした安西……?」


「これ、違う映画じゃないですかね……」


「まさかー……か」

いや、怖い曲だけど怖い静けさだけど……!


「横文字、似てますからねぇ……」

安西は冷静に貰った番号と見比べている。
アレ?なんかホラー……?


「あぁあんざいぃ……ごめんなあ゛?」

やばい、これ、ホラー映画だった!


「あはは、大丈夫ですか?出ましょうか。」




「…………それは大丈夫だろう、だってほら水瀬がいるものな!な?待ってあげなきゃ。」

腰抜かしてしまった……。
情けな〜……!

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