《MUMEI》
タケ「おかしいんじゃね！」
「本気で好きなら、他の奴に…」
「お前ら、狂ってるよ！」
茜「狂ってないわよ、誰もね」

アキラ「狂いそうだったけど、狂わなかったなぁ…」
茜「アキラ、良く狂わなかったわね」

アキラ「嫉妬で狂いかけたけどな…」
「まぁ、おちついたかな」
タケ「お前、女、輪姦されて平気なのかよ」

俺に、鋭い視線を向けて言い放った

俺「また、そね話しかよ…」
スゲー不機嫌な声だったな、俺

俺「へーきなはずないだろ…いちいち聞く事か？…」
麻美「……」

俺「…俺より、麻美の方が、痛いだろう…」
「俺のスル事は１つしかねーよ」
「自分の大事な人なら、その痛み、半分でも、拭えばいい…」
「一生痛くたって、半分づつなら、なんとかなるだろ」

タケ「………」

俺「つまんねー話しすんなよ」

タケ「女は…女はいいのかよ！」
「それに、甘えて、のほほんと！」

麻美「甘えかぁ…」

酒井「麻美ちゃん、気にするな！」

麻美「優斗だって、痛いんだよ、きっと…」
「別れたら、楽になるって思ったけどね…」
「…楽になんて、ならないよ…」

「死んじゃおうかって思ったけどね…」

「そしたら、優斗、………殺しちゃうでしょ…そいつらを…」

「犯罪者にしたゃうもん……だから、死ぬ事もできないの…」

「…私にできる事はね」
「優斗の為に、いっぱい尽くす事だけなの…」
「もっと幸せにするの…」
「…優斗をね…」

「それが、私の幸せになるんだ…」

タケ「………」

増田「アキラも、止めれなかったもんなぁ…」

アキラ「…麻美ちゃんが止めなかったら…ヤバかったな…」

エリ「麻美…その…死ぬとかって…ダメだからね…」
麻美「今は、大丈夫よ、考えないよぉ」

茜「冗談に聞こえないから、困るわね…」

麻美「…」

茜「別れるつもりだったの？」

麻美「…」

エリ「麻美が居なくなってね…」
エリが洗い浚い、話しやがった…
　
　
増田「…スゲーなぁ…」

俺「エリ、俺、ストーカーみたいじゃんかぁ…」

麻美「ｸｽｯ、そうね」

俺「麻美ぃ…」

麻美「女の子に気がなかったら…間違いなく、
ストーカーだょ、優斗…」
酒井「よかったね、麻美ちゃん」

麻美「はい、…だから、ごめんなさい…」

増田「酒井、フラレタよ」
酒井「笑いすぎだマス！」
アキラ「…優斗には、いっぱい教わったなぁ」

エリ「うん…そうだね…」
茜「私もね、いっぱい…」「あっ…思いだしたら、感じてきちゃったわ」

麻美「ちょっと、茜さん！喧嘩売ってますぅ！」

大爆笑だった

それから、皆で飲み直し、した

最後まで、無言だったタケ…

帰りぎわ、増田さんが

増田「タケ、この仲間、失うかどうかは、お前次第だよ…」

そう言ってた

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