《MUMEI》
帰省
納車されて2週間

麻美、小物やら、アクセサリーやら…買いまくり

麻美「かわいいね、MINI」
俺「気に入った?」

麻美「うん」

俺「明日、運転頼むね」

麻美「優斗、運転して、高速は嫌なの…」

俺「うん、わかった…」

明日、俺は、麻美を連れて帰省する

アキラさんとエリの結婚式に出るんだ

披露宴は、身内たちだけでやるから、お祝いは要らないって…

俺「一応、お祝いつつんどこうよ」

麻美「そうだね」

俺「今日は早く寝よう」

麻美「うん、エッチ無しでね」

俺「…麻美ぃ…」

麻美「…茜さんとしてきたら…」

俺「まだ、そんな事……」
麻美「だって…」

俺「昔の人だよ…」

麻美「わかってるんだけどね…」

俺「……」

麻美「…嫉妬って…するんだね……好きだと……」

俺は、麻美を抱きよせた

俺「麻美、もう、麻美だけだよ、ずっと」

麻美「うん」

麻美が目を閉じた

何度、触れても、麻美の唇は、優しく俺を癒すなぁ
 
 
朝早く出るつもりだったのに

麻美「混んじゃったね」

俺「行楽日和だからね」

麻美「優斗が悪いんだよ」「2回もするから…」

俺「麻美だって、2回逝ったじゃんかぁ」

麻美「ホントに起きれなくなっちゃうの、平日はしないからね」

俺「だから、週末、たくさんしちゃうんだよぉ」

麻美「…スケベ…」
 
 
俺たちは時間ギリギリで、教会に着いた

増田さん、酒井さん、茜さんが居た

茜「優斗おそいよ」

俺「すみません」

増田「車調子はどうだい?」
俺「バッチリです」

酒井「麻美ちゃんは?」

俺は指を差した

バージンロードを挟んで反対側

エリ側に麻美は居る

何で、俺はアキラさん側なんだろ…
人数の都合かな? 

アナウンスがあり、式がはじまった

アキラさん、緊張してるなぁ

俺も、麻美と、こうして式あげたいなぁ…

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