《MUMEI》 「リュート、‥あれ‥?」 「───────」 「寝ちゃった‥?」 「‥! 済みません‥」 「ねぇ、一緒に寝ない?」 「‥ぇ‥?」 「私のベッド、広いから。ね?」 「いえ、それは‥」 「?」 「───────」 「どうしたの?」 「御隣りで‥」 「ずっと別々に寝てたけど──お仕事意外では規則に縛られなくてもいいんじゃない?」 アンリ様は指輪を翳して仰いました。 「ね?」 「‥はい、貴女様が──そう仰せになられるのなら」 その御好意、御受け取りさせて頂く事に致しましょう。 前へ |次へ |
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