《MUMEI》

「いや俺様、人間界のルールさっぱり分からないからな、頼んだぞセツ。」


アラムルはセツの肩に手を回した。


「……えっーー!!」


なんで
俺がアラムルと…


セツはため息を漏らした。



ましろは風藍から誕生日プレゼントで貰った腕時計を見た。


「あっ遅刻しちゃうよ、2人とも転校生として学校に入るんでしょ?」


「「あぁ。」」


セツとアラムルは同時に答えた。

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