《MUMEI》

僕は 王子である
王子は 姫を 守ること それが 使命だ


美しい姫 
可哀相に 彼女は 今も 恐ろしい バケモノに 飼われている


『王子よ 森に 近付いては いけない あの森には バケモノが 住んでいるのだから』


バケモノなんて 僕が やっつけてやる





ズリズリと 重みのある 醜い 体に 酷い ニオイ


バケモノは 何かを 探していた


あれは 毒草だ


時は 一刻を 争う

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫