《MUMEI》

『森林公園ってさ〜午後6時までじゃなかった?入れるの?』


『そーよ、姉さん、だから急いでね(笑)あと30分で閉園よ!』


ハァハァ…
二人は森林公園の池に辿り着いた。


『誰も居ないわよね?』


『居ないみたいよ、プレゼント渡す相手も居ないじゃない?』


『フフッ…』
妹は軽く笑って〜手を二回叩いた。


パンパン!!
すると…池の水が盛り上がり…ザッバ〜ン!


二人の目の前に現れたのは…首長竜だった。


『あわわっ…な、なんで?』
パニくる姉。


『やあ!誕生日おめでとう!プレゼント持って来たよ。』
話し掛ける妹。


(アリガトウ…ア、ピンク ノ リボン♪)
嬉しそうな首長竜。

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