《MUMEI》

そこには長身の肩につくぐらいの黒髪をした男がいた。


右耳には1つピアスが開いている。


「檜泉くん、どうしたの?」


「やっぱヒョーリちゃん可愛い、俺と一発いかが?」


"バン!"


「痛っ!」


星羅は丸めて新聞紙で檜泉の頭を叩いた。


檜泉は雹里から抱きつくのを止め、自分の頭を触った。

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