《MUMEI》

「でわ、さようなら華。くれぐれも気おつけて帰ってください」

「はいはい。また明日ね」

私は適当に相槌をうち帰る事にした

ザァーー
雨が降っている
傘をさし私は歩いている
一歩一歩足どりが重い
何故だろうか
頭の中で親友の言葉が聞こえてくる

《不吉なオーラが出ています》

《くれぐれも気おつけて》

「馬鹿らしい」

私がそう呟いた瞬間

「    」

誰かが何かを言った
それは雨の音で消された
ビリッ!
それと同時に私も意識を失った


次に目を覚ました時そこには
何も無かった

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