《MUMEI》 そんな、言い争いをしていたら…観覧車は、一周していた。 『もう、終わりだな。降りるぞ〜』 グイッ… 『んーーっ!あっ…んっ』 無理矢理のキス。ジタバタしてるオレの後ろから…係員さんの声。 『お客さん〜降りないんですか?』 『あっ!もう一周乗りまーす、にこり』 爽やかに言い放つ右京である。 『はあ…』 係員さんの呆れたような声がした。 そして右京の暴走により〜二周目の観覧車の旅は始まったのである。 前へ |次へ |
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