《MUMEI》

扉の前で…暫くウロウロして、煙草吸って、深呼吸して…チャイムを鳴らした。


ピンポ〜ン…
『………』
居ない…。
ハアアァァ…
何処へ行ったんだよ。

チクショー!こうなったら意地でも会いたい。


俺は、宇佐美が帰って来るのを、扉の前で待つ事にした。


もはや〜張り込みする刑事の気分の俺。
今まで付き合った女にだって、こんな事しなかったのに…


イカれてるな…俺は。

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