《MUMEI》 神秘的「あれ‥」 「どうされました‥?」 「雨──」 「ぁ‥」 いつの間に──‥。 「これじゃあお庭には出られないね」 「御邸の中でも、楽しめる事はございますよ」 「うん‥」 アンリ様は、庭園へ出られない事を残念に思い、落ち込んでしまわれました。 「アンリ様──屋根裏部屋に行かれた事は御有りですか」 「屋根裏部屋‥?」 「はい」 「入口を知ってるの?」 「存じております」 「じゃあ行ってみようかな──」 「では、後程御連れ致しますね」 「うん」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |