《MUMEI》

「はい。」


「おいハク。」


片目を髪で隠している青年がもう一人の青年を小さく呼んだ。


「本当にあいつに教えてもらうのか。」


「えぇ、お嬢様に美味しいケーキを食べてもらいたいですからね。」


「そういえば、君たち名前はなんて言うのかな?俺は沢折勳羅。」


「僕は白兎、こっちが弟の黒兎です。」


丁寧な言葉使いが白兎

片目を
隠しているのが黒兎

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