《MUMEI》

「塁羅さんのお陰です、ありがとうございました。」


「いえ、僕は特に何も。」


「いや俺とハクだけじゃ、こんなに上手くケーキは出来なかった、ありがとう。」


「いえ。」


塁羅は少し頬を少し染た。


「あっ箱に入れましょう。それとレシピを渡しときますね。」


塁羅は白兎にチョコレートケーキのレシピを渡し、棚からケーキ用の箱を出した。

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